大手医療機器メーカーの設計職を経て三起化成に入社し、現在は技術営業として顧客からの要望を取りまとめながらプラスチック成形部品の設計や仕様書作成、見積り作成、治具設計などを行っています。また、最近はクリーンルームで組立て作業をしたり、監査対応や評価試験を行ったり、遊軍のようにさまざまな業務に携わっています。

前職時代もプラスチック部品の設計を担当していたため、設計技術やノウハウを活かせる場面はたくさんあります。ただし前職時代は設計だけを行っていたため、製造現場のことはまったく理解できていませんでした。今は組立て作業も行うため、どれくらい作業工数がかかるのかがわかりますし、現場で得た知識が設計や見積り作成に役立っています。

三起化成は合理性を追求しており、判断スピードがとにかく速いです。結論を先延ばしにすることは一切ありませんし、形式的な業務や無駄な会議・資料作り等に時間を取られることもありません。でも、効率を重視しつつも決してドライな会社ではなく無駄話をすることもありますし、アットホームな一面もあってそこに魅力を感じています。

以前は医療機器メーカーに勤めていましたが、Ｍ＆Ａによって社長が交代するなど、落ち着きがなく、安定性を求めて転職を決意。同じ医療系で仕事を探すなか、三起化成のことを知り、HPに書かれていた社長の言葉から顧客目線でモノづくりをしていること、その一方で会社の未来や社員のことをしっかり考えていることが伝わり、経営理念や経営方針に惹かれて入社しました。

前職時代は酸素濃縮装置という機械を製造していたため、生産台数は月間数百台。ここでは多品種で数個から数万個の製品を製造するため、生産のスケジュール感がまったく違って最初はかなり戸惑いました。また、クリーンルームでの仕事も初めてで、半年くらいは先輩にべったりついて、入室の仕方からモノの持ち込み方まですべてイチから教えてもらいました。

今は作業時間などを計算しながら、自分で生産スケジュールを組み立てています。ただ、時にはベテランのパートさんから「このスケジュールだと無理ですよ」と指摘やアドバイスをもらうことも。職場はいつも和気あいあいとしており、みんなが声掛け合い、立場や部署に関係なく誰とでも気軽にコミュニケーションが取れるところが三起化成の魅力だと思います。